冥府の門 詳細

基本情報 2004/10/12より公開のクエスト

探索アイテム:手鏡,蓄音機,冥府の竪琴
上昇属性値:『闇』
※NPC:リヒャルト・キース(『4.声主に応える』から登場)
※傭兵:2体。キース目的なら合計3巡しなければなりません。
 ・トランザール伯爵(対ケルベロス戦)
 ・リヒャルト・キース(ケルベロスを冥府の竪琴で手懐ける戦)


クエスト全体の流れ『冥府の門』

1.プロローグ 聖霊祭 前の年に死んだ者の魂が戻ってくると言われる日だ……
2B.警備続ける(終了) パーティは仕事に戻ることにした。 夜明けも近く喧騒は一段落して……
2A.蝙蝠を追う(下に続く) 本来の任務からは外れることになるが短時間ならば問題はないだろう……
3A.襲い掛かる パーティは一気に建物に踏み込んだ。ベランダにいた男性はたじろぎもせず……
3B.挨拶する パーティはベランダに近づき、高貴な服装の男性に挨拶をした……
3C.様子を見守る パーティは物陰から様子を見守った。中庭では多数の男女が……
4.声主に応える 「大丈夫か?」パーティは背後から声をかけられた……
!ループ地点! ★戻ってきちゃうのです★
5A.戦い続ける⇒★5Aループ パーティは祭壇の前に陣取り武器を構えた。周りでは新たな……
5B.物陰に隠れる パーティは隠れることができそうな場所を素早く探した。祭壇の裏側なら……
6D.戦いを挑む パーティはこの館の主人に襲いかかった。彼は、何ら慌てることなくも……
7A.なりゆきにまかせる 逃げることはできそうにない。 パーティは何もせず様子を見続けることにした……
Boss ケルベロス 8A.決戦! 目の前にいる魔獣が伝説に謳われた冥府の番犬であるならば……
Boss 竪琴分岐 8B.手懐けてみる 冥府の番犬(ケルベロス)は唸り声をあげながら近づいてくる……
6E.なりゆきにまかせる 逃げることはできそうにない。 パーティは何もせず様子を見続けることにした……
7X.なりゆきにまかせる 館の主人は上機嫌にワイングラスを傾けながら窓の外の月を見上げ……
7Y.襲いかかる
7Z.別の方法を探す
5C.倒す方法を探す(蓄音機分岐) パーティはヴァンパイアを一網打尽にする方法を探した……
6X.無/戦い続ける ⇒★5Aループへ
6Y.無/物陰に隠れる ⇒★5Bループへ
6Z.無/倒す方法を探す ⇒★5Cループへ
6A.有/戦いを挑む パーティはこの館の主人に襲いかかった。 彼は、何ら慌てることもなく……
7A.なりゆきにまかせる 逃げることはできそうにない。 パーティは何もせず様子を見続けることにした……
Boss ケルベロス 8A.決戦! 目の前にいる魔獣が伝説に謳われた冥府の番犬であるならば……
Boss 竪琴分岐 8B.手懐けてみる 冥府の番犬(ケルベロス)は唸り声をあげながら近づいてくる……
7D.何とか脱出を試みる ■まだ確認してません。
6B.有/なりゆきにまかせる 館の主人は上機嫌にワイングラスを傾けながら窓の外の月を見上げ……
7A.なりゆきにまかせる 逃げることはできそうにない。 パーティは何もせず様子を見続けることにした……
Boss ケルベロス 8A.決戦! 目の前にいる魔獣が伝説に謳われた冥府の番犬であるならば……
Boss 竪琴分岐 8B.手懐けてみる 冥府の番犬(ケルベロス)は唸り声をあげながら近づいてくる……
竪琴getEnd 7B.襲い掛かる パーティは伯爵に襲いかかった。伯爵は一瞬たじろいだものの……
7C.別の方法を探す 何か他の方法は無いか。パーティは様子を見ながら考えた。
Boss ケルベロス 8A.決戦! 目の前にいる魔獣が伝説に謳われた冥府の番犬であるならば……
Boss 竪琴分岐 8B.手懐けてみる 冥府の番犬(ケルベロス)は唸り声をあげながら近づいてくる……
システム内の番号は違うようだけれど6D=6A(戦いを挑む)で、6E=7A(なりゆきにまかせる)のようです。

ボス戦情報のまとめ


【1.プロローグ】

聖霊祭
前の年に死んだ者の魂が戻ってくると言われる日だ。
人々は悪霊に取り付かれないようにと街を飾り立て
ある者は悪鬼の仮装をし、ある者は踊り狂い
狂乱の一夜を明かす。

無論、何の裏づけも無い民間信仰であり
本気で信じているものは殆どいないが
年に一度の盛大な祭として完全に定着している。

パーティはこの祭の警備を依頼されていた。
完全武装で祭の会場をうろつくのは普段は目だって仕方がないのだが
今日に限っては何の違和感も無い。
パーティは仕事だということも忘れ、祭気分に浸っていた。

夜半も過ぎ、喧騒は一段落してきた。
遠くで花火の音がしている。
酔っ払いが騒いでいる声が聞こえるが
たいしたことはないだろう。

パーティはふと、目の前を通り過ぎる一団に違和感を覚えた。
会場の中では地味な部類に入る集団で外見はそれほど変わったところはないが
何か人目を避けているようにも感じられた。
パーティは声をかけてみることにした。

手鏡無し
その集団は一般の参加者だと装ってはいたが
パーティがただの参加者ではなく会場警備の人間だと気づくと
隠し持っていた剣を抜き放った。

やはり盗賊団だ……

地形:室内(通常)
盗賊A 456/456 前列
盗賊B 456/456 前列
盗賊C 456/456 前列
盗賊ファン・カルロス 672/672 中列

この村に何が起きたのだろうか・・・

Quest Cleared!!

手鏡所持
その集団はパーティにも普通に対応した。
何となく生気が感じられない気はするが
何しろ祭の喧騒の中だ。
どうやら勘違いだったようだ……

パーティは彼らに非礼を詫びながら
報告書にサインだけはしてもらおうと
持ち物袋を開き……そして、不注意で手鏡を落としてしまった。

彼らは明らかに動揺した。
そこに写っているのはパーティの姿だけ。
写っているはずの彼らの姿は無い。

ヴァンパイアだ……

地形:室内(通常)
ヴァンパイアA 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列

ヴァンパイアは倒れた瞬間に灰になり崩れ落ちていった。
見上げれば、戦いを監視するかのように蝙蝠が飛び回っている。
蝙蝠はしばらくすると西の方へ飛び去っていった。
どうも嫌な予感がする……

To Be Continued...


【2B.警備続ける】

パーティは仕事に戻ることにした。
夜明けも近く喧騒は一段落してきているが
まだ油断はできない。

怪しげな集団が公園の片隅に集まっているのが見えた。
眠り込んでいる酔っ払いの荷物を探っているようだ。
盗賊団のようだ……

地形:室内(通常)
盗賊A 456/456 前列
盗賊B 456/456 前列
盗賊C 456/456 前列
盗賊ファン・カルロス 672/672 中列

祭の夜はどうしてもこのような輩が現れる。
まだまだ気を抜くことはできない。
パーティは気を引き締めた。

Quest Cleared!!


【2A.蝙蝠を追う】

本来の任務からは外れることになるが
短時間ならば問題はないだろう。
パーティは蝙蝠が飛び去った方へと向かった。

祭りの最中とはいえ、西へと伸びる細い道は人通りも無く
遠くから聞こえる喧騒が静かさを逆に引き立たせていた。
道は町外れの小高い丘の上にある、古い貴族の邸宅につながっていた。

パーティは邸宅へと向かった。
門には祭の飾りが付けられているが、何か違和感を感じる。
わずかに動いているような気さえする。
門番らしき数名が無愛想にこちらを見ている。

パーティが声をかけようとした瞬間
彼らは牙を剥き出し、襲いかかってきた。

地形:室内(通常)
ヴァンパイアA 740/792 前列
ヴァンパイアB 740/792 前列
ヴァンパイアC 740/792 前列
ジャックオーランタンA 449/480 飛行
ジャックオーランタンB 449/480 飛行

パーティは門を開け、中に入った。
建物のバルコニーで1組の高貴そうな男女が談笑しているのが見えた。
男性は女性の腰に手を回しながら、ワインのようなものを飲んでいる。
距離があるためとぎれとぎれだが、彼らの声が聞こえてくる。

「今宵は我等の夜。我等の未来と新たな生贄に乾杯しようじゃないか……」

To Be Continued...


【3A.襲い掛かる】

パーティは一気に建物に踏み込んだ。
ベランダにいた男性はたじろぎもせず
パーティに向かってワイングラスを傾けると
「パーティへようこそ」
と不敵に笑っていた。

地形:室内(通常)
ルゥ 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ジャックオーランタンB 480/480 飛行

伯爵と愛人はかき消すように消えた。
代わりに蝙蝠の大群が部屋を飛び回り……
そしてどこかへと消えていった。

「大丈夫か?」
呆然と佇むパーティに背後から声がかけられた……

To Be Continued...


【3B.挨拶する】

パーティはベランダに近づき、高貴な服装の男性に挨拶をした。
彼は微笑を浮かべながらワイングラスを傾け
「我がパーティへようこそ。生贄の諸君」
と静かに応えた。

地形:室内(通常)
ルゥ 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ジャックオーランタンB 480/480 飛行

伯爵と愛人はかき消すように消えた。
代わりに蝙蝠の大群が部屋を飛び回り……
そしてどこかへと消えていった。

「大丈夫か?」
呆然と佇むパーティに背後から声がかけられた……

To Be Continued...


【3C.様子を見守る】

パーティは物陰から様子を見守った。

中庭では多数の男女が音楽に合わせて優雅に踊っていた。
何かのパーティを開いているようだ。
ベランダの男女もいつしかその輪の中に加わり
優雅に、時に激しくステップを踏んでいた。
宴もたけなわといったところだろう。
違和感を感じるとすれば、この館の主人らしい男性と
その愛人らしい女性以外の参加者が、一言も喋ろうとせず
人数の割には静かな感じを受けることくらいだった。

「今宵の客人よ そこにいるのはわかっている 出てきたまえ」

地形:室内(通常)
ルゥ 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ジャックオーランタンB 480/480 飛行

伯爵と愛人はかき消すように消えた。
代わりに蝙蝠の大群が辺りを飛び回り……
そしてどこかへと消えていった。

「大丈夫か?」
呆然と佇むパーティに背後から声がかけられた……

To Be Continued...


【4.声主に応える】

「大丈夫か?」
パーティは背後から声をかけられた。
ダークコートに身を包んだ長身の男が立っていた。
黒い帽子を目深に被っているせいか表情はわかりづらい。
「ギルドの者だな…… ついてこい」

有無を言わさぬ態度の彼にパーティは従うしかなかった。
道すがら彼は呟くようにパーティに告げた。

それは難解であり、パーティの知識では
殆ど理解することはできなかったが
月や太陽の位置などとの位置関係で
今日の夜、冥界との距離(彼は別の言葉を使ったが理解できなかった)が
もっとも近くなる。
奴らはその機会に乗じ、冥界とこの世をつなぎ
この世を奴らの眷属で満たすつもりだ……と。

「ここだ」
彼は屋敷にある聖堂の前で立ち止まった。

ここで奴等は最後の儀式を行う。
冥界とこの世が直接接点を持つ時間は一瞬だ。
奴らを倒すことはできなくとも、その瞬間さえ何とかできれば
奴らの1000年に渡る計画を阻むことができる。

彼は月を見上げ、そしてパーティに「行くぞ……」と告げ
大股で聖堂の中に踏み込んでいった……

NPC:リヒャルト・キース

地形:地下(通常)
ヴァンパイアA 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアD 792/792 前列
ヴァンパイアE 792/792 前列
ヴァンパイアF 792/792 前列
ジャックオーランタンA 480/480 飛行
ジャックオーランタンB 480/480 飛行

聖堂の中にはまだ多数のヴァンパイアがいる。
天井を飛び回る蝙蝠の群れも、いつまたヴァンパイアとして
再生するかもわからない。
儀式の場所はこの先の祭壇で間違いないようだが
始まるまで時間があるようだ。
このまま正面突破をし続けることが得策なのだろうか

To Be Continued...


【5A.戦い続ける】

パーティは祭壇の前に陣取り武器を構えた。
周りでは新たなヴァンパイア達が次々に実体化していた……

NPC:リヒャルト・キース
地形:地下(通常)
ヴァンパイアA 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアD 792/792 前列
ヴァンパイアE 792/792 前列
ヴァンパイアF 792/792 前列
ジャックオーランタンA 480/480 飛行
ジャックオーランタンB 480/480 飛行

ヴァンパイアは一旦倒されてもすぐにまた復活する。
これではラチが開かない。
何か手立ては無いのだろうか……

To Be Continued...


【5B.物陰に隠れる】

パーティは隠れることができそうな場所を素早く探した。
祭壇の裏側なら何とか隠れることができそうだ。

パーティは武器を構え、祭壇へ向かって駆け出した……

NPC:リヒャルト・キース
地形:地下(通常)
ヴァンパイアA 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアD 792/792 前列
ヴァンパイアE 792/792 前列
ヴァンパイアF 792/792 前列
ジャックオーランタンA 480/480 飛行
ジャックオーランタンB 480/480 飛行

パーティは祭壇の裏に隠れることができた。
幸いにもヴァンパイア達には気づかれていないようだ。
パーティは息を潜め、儀式が始まるのを待った。

「諸君、こんなところで何をしているのかね?」
背後から突然声をかけられた。
館の主人が立っている。
何の気配も感じられなかった。
「まぁよい、君達は今宵の主賓だ 精一杯もてなすとしよう」

To Be Continued...


【5C.倒す方法を探す(蓄音機分岐)】

パーティはヴァンパイアを一網打尽にする方法を探した。

ヴァンパイアの正体が蝙蝠の群れだとすれば、蝙蝠の群れを捕まえるか
閉じこめることができれば時間稼ぎはできそうだ。
パーティは素早く周囲を見回した。
物置になっている狭い部屋がある。
蝙蝠は音に敏感だ。
あの部屋で蝙蝠が好む音を出すことができれば
うまくいくかもしれない。

探索失敗……
 文はまだ。  ・6X.無/戦い続ける
 ・6Y.無/物陰に隠れる
 ・6Z.無/倒す方法を探す

探索成功!
蝙蝠が好む音は何か?
そんなことを考える余裕はなかった。
パーティは物置へと飛び込むと、蓄音機を取り出し
ハンドルを思い切りまわした。

とたんに物凄い音が響き渡った。
金切り声のような、何かを引っ掻くような
とにかく生理的に嫌な音だ。
使い方を間違えたようだ。
慌てて音を止めようとした……その時、飛び回っていた蝙蝠達が
一匹、また一匹と物置の中に入ってきた。
人間には不快なこの音が蝙蝠を呼び寄せているらしい。

パーティは耳を押さえ、ほとんどの蝙蝠が中に入るのを待ち……
そしてドアを閉めた。
いつまで持ちこたえることができるかはわからないが
時間稼ぎだけはできそうだ。

既に実体化しているヴァンパイアがこちらに向かってはきているが
あれさえ何とかできればもう大丈夫だろう……

NPC:リヒャルト・キース(後列)
地形:地下(通常)
ヴァンパイアA 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアD 792/792 前列
ヴァンパイアE 792/792 前列
ヴァンパイアF 792/792 前列
ジャックオーランタンA 480/480 飛行
ジャックオーランタンB 480/480 飛行

「楽しそうだな 諸君」
最後のヴァンパイアを倒し終えた瞬間に背後から声がかかった。
いつの間に現れたのだろう。
この館の主人が笑みを浮かべながら立っている。
「今宵の主賓はきみたちだよ もっと楽しもうじゃないか」

To Be Continued...


【6A.戦いを挑む(蓄音機有)】

パーティはこの館の主人に襲いかかった。
彼は、何ら慌てることもなく
「おもしろい趣向だな」
と微笑を浮かべていた……

NPC:リヒャルト・キース
地形:地下(通常)
ヴァンパイアA 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアD 792/792 前列
ヴァンパイアE 792/792 前列
ヴァンパイアF 792/792 前列
ジャックオーランタンA 480/480 飛行
ジャックオーランタンB 480/480 飛行
トランザール伯爵 1836/1836 前列

突然、伯爵の姿が消えた。
蝙蝠の姿に変わったのだろうか。
パーティは周りを見回そうとした……
だが、足が……そして体が動かない。
そして、ぼんやりとだが、自分たちを中心として
床に幾何学模様が浮かびあがってきた。

「ははははは…… 諸君、今宵の宴はこれからが本番だよ」

To Be Continued...

【6B.なりゆきにまかせる(蓄音機有)】

館の主人は上機嫌にワイングラスを傾けながら
窓の外の月を見上げ
「諸君らには申し訳ないが、今少し時間があるようだ。
もうしばらくの間、我が僕と戯れていてはくれまいか」

NPC:リヒャルト・キース 826/826 後列
地形:地下(通常)
ヴァンパイアA 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ジャックオーランタンA 480/480 飛行
ジャックオーランタンB 480/480 飛行

伯爵はパーティの様子を上機嫌に眺めていた。

「諸君、そろそろ時間のようだ。申し訳ないが
そのままそこで動かずにいてはくれまいか」
彼は何か小声で呪文のようなものを唱え始めた。そして、ぼんやりとだが自分たちを中心として
床に幾何学模様が浮かびあがってきた。

To Be Continued...

【7B.襲い掛かる】(竪琴getEnd)

パーティは伯爵に襲いかかった。
伯爵は一瞬たじろいだものの、
月を眺め、「まぁ、よいだろう」と応じた……

NPC:リヒャルト・キース 826/826 後列
地形:地下(通常)
ヴァンパイアA 766/792 前列
ヴァンパイアB 766/792 前列
ヴァンパイアC 766/792 前列
ヴァンパイアD 766/792 前列
ヴァンパイアE 766/792 前列
ヴァンパイアF 766/792 前列
ヴァンパイアG 766/792 前列
ヴァンパイアH 766/792 前列
ジャックオーランタンA 465/480 飛行
ジャックオーランタンB 465/480 飛行
ジャックオーランタンC 465/480 飛行
ジャックオーランタンD 465/480 飛行
トランザール伯爵 1776/1836 前列

伯爵と戦っている間に月食が始まっていた。
伯爵は月を眺め、そして悔しそうに俯いた。
目的を達せられなかったのは明らかだ。
伯爵は憎々しそうにパーティを睨みつつも、あくまで上品に
「今宵は貴公らの力に及ばなかったようだ。
次の機会を待つこととしよう」 と言い残し消えていった。

伯爵が何を望んでいたのかはわからない。
だが、彼の行動を阻止できたことだけは間違いないようだ。

Quest Cleared!!

*取得物
・冥府の竪琴 弦楽器 12 40 28 0 0 闇属性 2000


【7C.別の方法を探す】

何か他の方法は無いか。
パーティは様子を見ながら考えた。

伯爵の姿は見えないが、すぐ近くにいる気配だけは感じられる。いつの間にか周囲に集まっていた死者(ヴァンパイア)達が呪文の詠唱を始めた。
その唱和の声は禍々しいと呼ぶに相応しいものなのだろうが
賛美歌にも似た心地よい響きがあった。

「目を瞑っていろ!」
キースが声を上げた。
彼はふところから拳ほどの大きさの金属の玉を取り出し
床に叩きつけた。

金属の玉は閃光を上げて炸裂した。
その光に死者(ヴァンパイア)達は悶え苦しんだ。
一瞬だが、呪文の詠唱が消えた。
パーティを束縛していた魔方陣も一瞬だが輝きを弱めた。
この儀式の邪魔をすることはできたのだろうか。
だが、それを確かめる間もなく、逆上したヴァンパイアが
パーティに向けて襲いかかってきていた……

NPC:リヒャルト・キース
地形:地下(通常)
ヴァンパイアA 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアD 792/792 前列
ヴァンパイアE 792/792 前列
ヴァンパイアF 792/792 前列
ヴァンパイアG 792/792 前列
ヴァンパイアH 792/792 前列
ジャックオーランタンA 480/480 飛行
ジャックオーランタンB 480/480 飛行
ジャックオーランタンC 480/480 飛行
ジャックオーランタンD 480/480 飛行

呪文の詠唱は止まった。
間に合ったのだろうか……

その期待を打ち消すように、天空に輝く月の右端に
一転の影が見え始めた。
影は次第に大きくなり、月全体を覆っていった。
月食だ。
だが、いつもの月食とはどうも様子が違う。
見る間に月は輝きを失い、周囲は暗闇に閉ざされていた。
虚空の中で魔方陣だけが浮かび上がっているようだった。
間に合わなかったか……とキースが憎々しげに呟いていた。

周りは何も見えなくなった。
単なる暗闇とは違う。
本当に何も無い虚無の中にたたずんでいるようだった。

「ようこそ 我らの世界へ」
伯爵の声が聞こえてきた。
「きみたちを心から歓迎しよう」
その声に合わせるかのように、虚空の向こうから
一匹の巨大な獣が現れた。

唾液を滴らせながらパーティを睨み付ける3つの首
それ自体が意思を持ち、パーティに向けて鎌首を上げる蛇の尾
炎を身にまとったかのようにさえ見える獅子の体

それは、伝説に語り継がれてきた冥府の番犬そのものだった……

To Be Continued...


【7A.なりゆきにまかせる】

逃げることはできそうにない。
パーティは何もせず様子を見続けることにした。

伯爵は姿を隠してしまったが、すぐ近くにいる気配だけは感じられる。
いつの間にか周囲に集まっていた死者(ヴァンパイア)達が呪文の詠唱を始めた。
その唱和の声は禍々しいと呼ぶに相応しいものではあるのだろうが
不思議と賛美歌にも似た心地よい響きがあった。
パーティは「歌声」に身を任せていった。

「歌声」は力強く、そして繊細に響きながら
何かを訴えているようだった。
それは窓から見える満月に向かって訴えているようにも感じられた。

「歌声」が一段と力強くなった。
その声に合わせるように月は輝きを増していった。
その輝きは普段の月とは比べ物にもならないほど
神聖にして気高いものに感じられる。

気高く輝く月の右端に、一転の影が見え始めた。
影は次第に大きくなり、月全体を覆っていった。
月食だ。
だが、いつもの月食とはどうも様子が違う。

「時間が無い!目を瞑っていろ!」
キースが突然声を上げた。
彼はふところから拳ほどの大きさの金属の玉を取り出し
床に叩きつけた。

金属の玉は閃光を上げて炸裂した。
その光に死者(ヴァンパイア)達は悶え苦しんだ。
一瞬だが、呪文の詠唱が消えた。
パーティを束縛していた魔方陣も一瞬だが輝きを弱めた。
この儀式の邪魔をすることはできたのだろうか。
だが、それを確かめる間もなく、逆上したヴァンパイアが
パーティに向けて襲いかかってきていた……

ヴァンパイアA 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアD 792/792 前列
ヴァンパイアE 792/792 前列
ヴァンパイアF 792/792 前列
ヴァンパイアG 792/792 前列
ヴァンパイアH 792/792 前列
ジャックオーランタンA 480/480 飛行
ジャックオーランタンB 480/480 飛行
ジャックオーランタンC 480/480 飛行
ジャックオーランタンD 480/480 飛行

天空の月は完全に隠れ、周囲は暗闇に閉ざされていた。
虚空の中で魔方陣だけが浮かび上がっているようだった。
間に合わなかったか……とキースが憎々しげに呟いていた。

周りは何も見えなくなった。
単なる暗闇とは違う。
本当に何も無い虚無の中にたたずんでいるようだった。

「ようこそ 我らの世界へ」
伯爵の声が聞こえてきた。
「きみたちを心から歓迎しよう」
その声に合わせるかのように、虚空の向こうから
一匹の巨大な獣が現れた。

唾液を滴らせながらパーティを睨み付ける3つの首
それ自体が意思を持ち、パーティに向けて鎌首を上げる蛇の尾
炎を身にまとったかのようにさえ見える獅子の体

それは、伝説に語り継がれてきた冥府の番犬そのものだった……

To Be Continued...


【8A.決戦!】

目の前にいる魔獣が伝説に謳われた冥府の番犬であるならば
戦うことはまずいのかもしれない。

だが、唸り声をあげながら近づいてくる魔獣に対し
戦う以外の選択肢は存在しないように思われた……

ケルベロス(左首) 2016/2016 前列
ケルベロス(中首) 2016/2016 前列
ケルベロス(右首) 2016/2016 前列
ケルベロス(尾) 1736/1736 前列

「ごくろうだったな」
魔獣が倒れると同時に伯爵が姿を現した。
喜色満面としか言いようがない撫橇cIている。

「これで我が一族5000年に及ぶ悲願が達成された。
聞くがよい!死者たちの歓喜の声を!」

冥府の門は遂に開かれた。
それは地上に残された亡者達が冥府へと帰る手段を得た瞬間だった。
彼らを永遠の苦しみから解放したのだ。

だが、それは同時に地上に未練をもった冥府の住人が
地上に舞い戻ってくるということも意味している。
月食のたびに冥府と地上が完全に繋がってしまうのだ。
もう誰にも止めることはできない。

このあと、世界がどうなるのか今はまだわからない。
間違いなく言えるのは、これまでの世界の秩序を作ってきた根幹の1つが
音を立てて崩れていく瞬間を目の当たりにしたということだった……

Quest Cleared!!

*取得物
闇のローブ 服 0 0 0 48 42 魔力+5 16200
封印の書
傭兵:トランザール伯爵


【8B.手懐けてみる】

冥府の番犬(ケルベロス)は唸り声をあげながら近づいてくる。
手なずけようにも時間はほとんど残されていない。

失敗(竪琴非所持)
そして、戦う以外になすすべは無さそうだった……

ケルベロス(左首) 2016/2016 前列
ケルベロス(中首) 2016/2016 前列
ケルベロス(右首) 2016/2016 前列
ケルベロス(尾) 1736/1736 前列

「ごくろうだったな」
魔獣が倒れると同時に伯爵が姿を現した。
喜色満面としか言いようがない撫橇cHている。

「これで我が一族5000年に及ぶ悲願が達成された。
聞くがよい!死者たちの歓喜の声を!」

冥府の門は遂に開かれた。
それは地上に残された亡者達が冥府へと帰る手段を得た瞬間だった。
彼らを永遠の苦しみから解放したのだ。

だが、それは同時に地上に未練をもった冥府の住人が
地上に舞い戻ってくるということも意味している。
月食のたびに冥府と地上が完全に繋がってしまうのだ。
もう誰にも止めることはできない。

このあと、世界がどうなるのか今はまだわからない。
間違いなく言えるのは、これまでの世界の秩序を作ってきた根幹の1つが
音を立てて崩れていく瞬間を目の当たりにしたということだった……

Quest Cleared!!

*取得物
闇のローブ 服 0 0 0 48 42 魔力+5 16200
封印の書
傭兵:トランザール伯爵

成功(竪琴所持・リヒャルト・キース傭兵げっと)
○○は冥府の竪琴をつまびいた。
その音色は繊細にして力強く、聞くものの心を捉えていった。
それは○○本人でさえも例外ではなく
竪琴が自らの意思で奏でているとしか思えないほどだった。

それはケルベロスも同じだったようだ。
ケルベロスは○○のすぐ近くまでやってきて
しばらく唸り声を上げてはいたが、やがて6つの目を閉じ
そして静かに音色に耳を傾けていった。

「人間ごときが魔獣を手なづけるとは信じがたいことだな」
伯爵がいつの間にか姿を現していた。
「だが、今はきみたちに役目を果たしてほしいのだよ」

ヴァンパイアA 792/792 前列
ヴァンパイアB 792/792 前列
ヴァンパイアC 792/792 前列
ヴァンパイアD 792/792 前列
ヴァンパイアE 792/792 前列
ヴァンパイアF 792/792 前列
ヴァンパイアG 792/792 前列
ヴァンパイアH 792/792 前列
ジャックオーランタンA 480/480 飛行
ジャックオーランタンB 480/480 飛行
ジャックオーランタンC 480/480 飛行
ジャックオーランタンD 480/480 飛行

「人間ごときに我らの崇高な計画が邪魔されるとは……」
伯爵は捨て台詞を残して消えていった。

伯爵が消えると同時に月の光が差し込んできた。
月食が終わったのだ。
そして、同時に冥府との繋がりも絶たれた。

パーティは無言のまま屋敷を後にした。
東の空はわずかに白み始めている。
伯爵はいったい何をしたかったのだろうか
それはもう誰にもわからない。
だが、彼はまだ諦めてはいない。
いつか、また新たな生贄とともに
冥府の門を開こうとするだろう……

Quest Cleared!!

*取得物
・闇の杖 杖 0 0 0 48 42 魔力+5 16200
・月影のマント 重鎧 0 0 32 42 42 闇属性 16000
・傭兵:リヒャルト・キース

【6E.なりゆきにまかせる(蓄音機無し)】 ... 6Bとの違いは、『敵の数』。

館の主人は上機嫌にワイングラスを傾けながら
窓の外の月を見上げ
「諸君らには申し訳ないが、今少し時間があるようだ。
もうしばらくの間、我が僕と戯れていてはくれまいか」

NPC:リヒャルト・キース 826/826 後列
地形:地下(通常)
ヴァンパイアA 740/792 前列
ヴァンパイアB 740/792 前列
ヴァンパイアC 740/792 前列
ヴァンパイアD 740/792 前列
ヴァンパイアE 740/792 前列
ジャックオーランタンA 449/480 飛行
ジャックオーランタンB 480/480 飛行

伯爵はパーティの様子を上機嫌に眺めていた。

「諸君、そろそろ時間のようだ。申し訳ないが
そのままそこで動かずにいてはくれまいか」
彼は何か小声で呪文のようなものを唱え始めた。そして、ぼんやりとだが自分たちを中心として
床に幾何学模様が浮かびあがってきた。

To Be Continued...