虎を追って 詳細

基本情報 2003/09/16より公開のクエスト

探索アイテム:不要
上昇属性値:『光』
※NPC:ホワイトタイガー
※傭兵:『5.城に戻る』 > ホワイトタイガー


クエスト全体の流れ『虎を追って』

1.プロローグ アンダリュースの南東に古い遺跡がある。かつては独自の文化を発達させた都市国家だったが……
2A.虎についていく 虎は壁画の中に消えていった。パーティは引き寄せられるように壁画に近づき……
3A.頼みを聞く 普通に戦っていては勝ち目は無い。パーティは女性の頼みをきき最後の望みに……
4A.竜が住む山へ パーティは竜が住む山へと向かった。この時代、竜はかなり数が多かったらしく……
Boss(傭兵) 5.城に戻る パーティは城へと戻った。城は落城寸前だった。道端に、柱の影に、建物の間に……
3B.断る パーティは女性の頼みを断った。何の役に立つかわからない宝玉などよりも今目の前に……
3C.女性を襲う パーティは女性に襲いかかった。女性はパーティを毅然とした態度で見つめていた。彼女は……
2B.もう一度虎を襲う パーティは虎に襲いかかった。虎は哀しそうな声をあげた……


1 【プロローグ】
アンダリュースの南東に古い遺跡がある。
かつては独自の文化を発達させた都市国家だったが
2000年ほど前の異種族との戦いで滅び去ったという。

この遺跡の中を夜な夜な虎が徘徊しているという噂が流れている。
壁画に描かれた虎が外に出てきているのを見たという人まで現れた。
虎は数千年前ならともかく、今は北部に少数生き残ってる程度で
ほぼ絶滅しているはず。
パーティは真偽を確かめるべく遺跡へ向かった。


パーティが遺跡に着いたのは真夜中近く。
虎が徘徊し始めると聞いた時間だ。
遺跡は度重なる戦乱で破壊しつくされている。
かつての繁栄を物語るように規模は大きいが
建物のほとんどは壁と一部の柱を残して崩れ
無残な瓦礫と化している。
パーティは比較的無傷の建物が残っている宮殿跡の方へ向かった。

通りは倒れてきた柱や瓦礫がそのままになっていひどく歩きにくい。
この町で信仰されていたものだろうか。
虎の彫像やレリーフがあちこちに残っている。

パーティは1つの壁画の前で足を止めた。
それは数千年前の戦いの様子を描いた巨大な壁画で
おそらくはこの町の最後の日を描いたものだろう。
敵の数は圧倒的で味方は少なく絶望的な戦いを強いられている。
人も虎も疲れきり、押し寄せてくる人外の敵になすすべもないと言ったところだ。
右端に描かれた指導者・・・女王だろうか・・・
彼女は天に向かって祈っているが
その祈りがかなえられる日は来そうもない。

いつ描かれたものかは全くわかっていないが
『絶望の壁』と名づけられた壁画だ。


月明かりが急に当たりを照らし出した。
月明かりに照らし出された壁画は
不思議な存在感を醸し出している。
気のせいだろうか、虎の目が動いたように見えた。
いや、気のせいではない。
描かれた虎の一匹がパーティを見ている
そして・・・首が・・・体が動き出し・・・
壁画の中から抜け出てこようとしている。

パーティが息を呑んで見守っている間に
一匹の虎が完全に姿を現した。
どうみても普通の虎だ。
とても幻には見えない。

その虎は品定めするようにパーティを見ながら喉を鳴らし
そして、力試しをするかのように戦いを挑んできた・・・


地形:市街地(通常)
ホワイトタイガー 840/840 前列

戦闘勝利
虎はすぐに立ち上がった。
そして満足そうに吼え、気高い目でパーティを見つめている。
その目は訴えかけていた。
ついてこい・・・と。

To Be Continued...
2A 虎についていく
2B もう一度虎を襲う
2A 【虎についていく】
虎は壁画の中に消えていった。
パーティは引き寄せられるように壁画に近づき・・・
そして手を触れた。

一瞬の闇・・・光・・・音・・・
そして石造りの城・・・

気がつくとパーティはかなり大きな城の広間にいた。
周りでは傷ついた兵士達が虎とともに体を休めている。
そう遠くないところから戦場の喧騒音が聞こえてきている。
目の前には目を見開いた美しい女性・・・
間違いない。壁画に描かれていた場所だ。

「あなたたちは・・・・ まさか・・・」
女性はパーティを伝説の勇者を見るような目で見つめている。

その時だった。
広間の扉が轟音とともに大きく破壊された。
巨人の一群が雄叫びとともに広間に侵入してきている。

傷ついた兵士達に抵抗する術はない。

今この場所を救えるのは自分達しかいない


地形:市街地(通常)
ジャイアントA 979/979 前列
ジャイアントB 979/979 前列
ジャイアントC 979/979 前列

戦闘勝利
パーティはなんとか入り口を塞ぐことができた。
これでしばらくは大丈夫だろう。
女性はパーティを救世主とでも思ったのか
突拍子もないことを懇願し始めた。
自分達に残された最後の秘術。
その術を完成させるため、竜族が持つ秘宝を取りに行って欲しい・・・と

To Be Continued...

3A 頼みを聞く
3B 断る
3C 女性を襲う

2B 【もう一度虎を襲う】
パーティは虎に襲いかかった。
虎は哀しそうな声をあげた・・・


地形:市街地(通常)
ホワイトタイガー 840/840 前列
ホワイトタイガー 840/840 前列

戦闘勝利
虎はかき消すように消えていった。
そこにはもう何も無い。
壁画は月明かりに照らされ不気味に輝いている。
ここで何があったのか
全ては闇の中だ・・・・・・

Quest Failed...

3A 【頼みを聞く】
普通に戦っていては勝ち目は無い。
パーティは女性の頼みをきき
最後の望みに懸けることにした。

目的地はそう遠くはないが、そこに行くまでには
幾重にも包囲している巨人族の陣地を突破しなくてはならない。
「よかったら、この子を連れて行ってください」
女性が声をかけてきた。
白い虎の頭を撫でている。
壁画の前に現れた虎だろうか・・・
私達の守り神の子孫です。きっと助けになるでしょう・・・

虎はパーティを仲間だと認めると
先導するように歩き出した。

巨人族の陣地へ向かって・・・


NPC ホワイトタイガー 840/840 前列

地形:市街地(通常)
ジャイアントA 979/979 前列
ジャイアントB 979/979 前列
ジャイアントC 979/979 前列
ジャイアントD 979/979 前列
トロールA 1190/1190 前列
トロールB 1190/1190 前列

戦闘勝利
陣地の一つを突破した。
虎は急に走り始めた。
まるで巨人が少ない箇所を知っているかのようだ。
どれだけ走ったことだろうか。
そして、ついに巨人族の陣地の裏側に出ることができた。
突破に成功したのだ。

城はいつ落ちるかわからない。
一刻も早く宝玉を持ち帰らなくては・・・・

To Be Continued...

4 竜が住む山へ

3B 【断る】
パーティは女性の頼みを断った。
何の役に立つかわからない宝玉などよりも
今目の前に迫っている敵を撃退する方が大事だろう。

広間の扉は固く閉ざされているとはいえ、いつまた侵入を許すかもわからない。かなり大きな音が聞こえてきた。
塔の一つが崩れたらしい。
天窓の封印を壊そうとしている音も聞こえる。この広間の外がどうなっているか
想像することさえ恐ろしい。

広間の壁の一部が壊されたのはその時だった・・・・


地形:市街地(通常)
ジャイアントA 979/979 前列
ジャイアントB 979/979 前列
オークウォーリア 979/979 前列
トロール 1190/1190 前列

戦闘勝利
広間は大混乱に陥った。
逃げ惑う人々を嘲笑うかのように
巨人達は破壊の限りを尽くしている。
一つの文明が終わろうとしているのを
パーティはなすすべも無く眺めるしかなかった・・・・

不意に意識が戻った。
パーティは壁画の前にいた。
壁画は月明かりに照らされ不気味に輝いている。
今見たものは過去の亡霊だったのだろうか。
それとも・・・・

Quest Failed...

【獲得アイテム】
タイガースケイル 革鎧 4 0 0 0 40 3060(ランダム?)

3C 【女性を襲う】
パーティは女性に襲いかかった。
女性はパーティを毅然とした態度で見つめていた。
彼女は抵抗しようとはしない。
守るのは数匹の虎たちだけだった・・・


地形:市街地(通常)
ホワイトタイガー 840/840 前列
ホワイトタイガー 840/840 前列

戦闘勝利
パーティは最後の虎を倒した。
そして、無抵抗の女性にとどめをさそうとした・・・

不意に意識が戻った。
パーティは壁画の前にいた。
壁画は月明かりに照らされ不気味に輝いている。
今見たものは過去の亡霊だったのだろうか。
それとも・・・・

Quest Failed...

4 【竜が住む山へ】
パーティは竜が住む山へと向かった。

この時代、竜はかなり数が多かったらしく
人間が住む町のすぐ近くでも竜が住む地域が点在している。
目的の山は2日ほどで着いた。

竜が住む祠では数体の竜と巨人が口論をしていた。
口に出して喋っているのは巨人の方だけだが
その口調は明らかに怒り狂っていた。
突然頭の中に直接言葉が飛び込んできた。精神感応だ。

人間か・・・よく来た・・・
目的はわかっている
だがちょっと待ってくれ野蛮な連中がうるさくてかなわんのでな



巨人はますます怒り狂った。
言葉はわからないが、要求を飲まなければ
この祠を破壊するとでも言っているようだ。

竜は少しため息をついてパーティに語りかけた
その野蛮な連中を追っ払ってはくれんか
ああ・・・ 宝玉か
追っ払ってくれたらしばらく貸してやるぞ



NPC ホワイトタイガー 840/840 前列

地形:市街地(通常)
ジャイアントA 979/979 前列
ジャイアントB 979/979 前列
ジャイアントC 979/979 前列
トロールA 1190/1190 前列
トロールB 1190/1190 前列
トロールC 1190/1190 前列

戦闘勝利
竜は巨人が倒れるのを満足そうに眺めていた。
きみたちが欲しがっている宝玉はこれだ
我々には必要の無いものだが人間には強力すぎる
必ず返してくれ・・・・

竜はそう言うと、光輝く宝玉を渡した。

夜空を思わせる蒼い色の中に
星を思わせる鮮やかな光の点が点在している。
間違いない。宝玉ミレニアムスターだ。

この宝玉があれば最後の秘儀も完成できるだろう。
もう一刻の猶予も無い。
城に戻ろう・・・

To Be Continued...

5 城に戻る

5 【城に戻る】
パーティは城へと戻った。

城は落城寸前だった。
道端に、柱の影に、建物の間に
多くの兵士と虎達が傷つき、倒れ
そして死んでいた。
パーティは道を急いだ。
宝玉を頼まれた広間があるあたりは煙に包まれていた・・・

広間はたいへんなことになっていた。
おそらくは巨人のリーダーであろう一際大きな巨人を中心に
十数人の巨人が酒を飲みながら大騒ぎをしていた。
広間の端には最後の生き残りの兵士達が捕らえられている。
その中には宝玉を持ってきてくれるように頼んだ女性の姿もあった。

宝玉をあの女性に届ければ、奇蹟を起こせるかもしれない。
そして、そのためには目の前の巨人を何とかしなくてはならない・・・


NPC ホワイトタイガー 840/840 前列

Boss 地形:市街地(通常)
ジャイアントA 979/979 前列
ジャイアントB 979/979 前列
ジャイアントC 979/979 前列
トロールA 1190/1190 前列
トロールB 1190/1190 前列
トロールC 1190/1190 前列
サイクロプス 1428/1428 前列

戦闘勝利
パーティは女性に宝玉を手渡した。
女性は感激のあまり礼を言うことさえ忘れ
しばらくあいだ半ば呆然と宝玉を見つめていたが
おもむろに手をかざし、呪文を詠唱し始めた。

それは歌のようだった。
単語の一つ一つは理解できなくとも
力づけられるような響きがある歌だった。

突然、何か輝くものが空へ向かって飛び立った。
1つや2つではない。
城全体から無数の光が飛び立ち、光の大洪水のようになった。
その光の中で、倒れていた虎達が次々に起き上がり
高らかに咆哮をあげている。
今こそ、逆襲のときだ!


・・・気が付くとパーティは壁画の前にいた。
月明かりが壁画を照らしている。

この戦いがどうなったか歴史は沈黙している。
だがパーティは、彼らが戦いに勝利したことに疑いを持たなかった。
そして、彼らの名誉ある戦いを語り継ぐことが
自分達に与えられた使命だと感じていた。

傍らでパーティを見上げている
一頭の虎も同じ気持ちだろう・・・

Quest Cleared!!

ホワイトタイガーの支援を要請できるようになった

【獲得アイテム】
ミレニアムスター 装飾 0 0 0 10 0 耐精神Lv2 6800
タイガーベルト 装飾 12 0 0 0 6 力+10 6060
タイガーバウム 薬 0 0 0 0 0 回復Lv1 1500