基本情報 2004/03/16より公開のクエスト
探索アイテム:ギルド案内図
上昇属性値:『風』
※NPC:戦士アルフレッド 属性【風】
※NPC:魔法少女ミル 属性【闇】
※傭兵:魔法少女ミル
※関連クエスト:冒険者の訓練場(冒険者ギルド)
● | 1.プロローグ | 「きっとこっちだよぉ! 早くぅ!」 舌足らずな少女の声がギルドの廊下にこだました。どうせまた…… | |||
● | 2A.隠し通路へ | レリーフに埋め込まれていた扉は音も無く開き薄暗い廊下が伸びていた。廊下は装飾はほとんど…… | |||
● | 3A.帰ることにする | この先は一部の人間しか入ってはいけない場所のようだ。パーティはアルフレッドに軽く頭を下げ…… | |||
Boss | ● | 4A.会合に潜入する | ギルドの地下深くの会合はかなりおかしなものだった。響いている声はどことなく薄っぺらく… | ||
● | 4B.帰ることに | ギルドの地下深くで行われている会合はただならぬ雰囲気だった。顔ははっきりとは…… | |||
● | 3B.アルフレッドと戦う | ここは力ずくでも通らせてもらうしかないだろう。パーティはアルフレッドに攻撃をしかけた…… | |||
● | 2B.物探しを続ける | パーティは物探しを続けることにした。少女は相変わらずそこらじゅうを走り回り目に付くものを…… |
「きっとこっちだよぉ! 早くぅ!」
舌足らずな少女の声がギルドの廊下にこだました。
どうせまた何か妙なものを見つけたのだろう。
これで何回目だろうか。
パーティは溜息をつくと、黙って少女に付いていくことにした。
パーティは朝早くからこの少女に付き合わされている。
こうなった責任がパーティにも無いわけではないのだが
さすがに辟易していた。
さっさと失くした物……水晶玉だったと思うが、
これを見つけ出して埃っぽいギルドの地下と
既に目的を忘れて遊んでいるようにしか見えない少女から
逃げ出したいという気持ちで一杯になっていた。
「ねぇねぇ ここ開きそうじゃない?」
少女は壁に埋め込まれたレリーフを指差している。
またはじまったか……
これで何度目だろう……
探索成功(ギルド案内図)
○○(キャラ名)は、念のためギルド案内図で現在位置を調べてみた。
壁の向こうは……何もない。
いや、言われてみれば、地下室と地下室の間に
細長い空間が確保されているように見える。
ここに廊下が隠されていてもおかしくはない……
パーティは努めて冷静に警報装置を切った。
だが、既に対盗賊警備用の人形が数体近づいてきていた。
既に戦闘モードに入っているらしく、戦いは避けられそうにない。
少女はやる気まんまんだった。
だが、パーティは人形の修理費用はいくらになるかを考え
少し暗い気持ちになっていた……
地形:闘技場
試作人形A 336/336 前列
試作人形B 336/336 前列
射撃人形 120/120 後列
戦闘勝利
人形は倒れながら最後の攻撃をパーティに加えようとした。
しかしその攻撃は虚しく外れ、壁のレリーフに当たり
装飾の一部を壊しただけだった。
探索失敗
パーティは一応壊れた箇所を調べてみた。
だが何も見つからない。
少女は既に飽きてしまったらしく、退屈そうにあくびをしている。
あまり長居をしてギルドのお偉方に見つかっても面倒だ。
さっさと他の場所に行くことにしよう……Quest Failed...
探索成功(ギルド案内図)
もしパーティがこの壁に疑問を持っていなければ
そこに何も発見できなかっただろう。
しかしパーティはこのレリーフに疑問をもっていた。
パーティは壊れた箇所を入念に調べた。
そして装飾の中に、取っ手のようなものがあることを発見した。
この取っ手を引けば、きっとこの奥に行けるだろう……To Be Continued...
レリーフに埋め込まれていた扉は音も無く開き
薄暗い廊下が伸びていた。
廊下は装飾はほとんど無かったが、手入れは行き届いていて
今でも頻繁に使われている通路という感じを受ける。
少女は宝物でも見つけたかのような顔で廊下を見つめながら
「ぜったいここだよ!」
と楽しそうに喋ると、中に向かって走り出した。
中には何があるかわからない。
パーティは慌てて追いかけた。
すぐに前の方から「痛ッ」という声が聞こえてきた。
数体並べられている警備用の人形の前で
少女がしりもちをついている。
思い切りぶつかってしまったようだ。
少女は低い声で何かブツブツ言っている。
人形はしばらく低いうなり声をあげていたが
不審者が自分を攻撃してきたと判断したのだろう。
急に動き始め、パーティに襲いかかってきた……
地形:室内(通常)
試作人形A 336/336 前列
試作人形B 336/336 前列
試作人形C 336/336 前列
射撃人形A 120/120 後列
射撃人形B 120/120 後列
射撃人形C 120/120 後列
戦闘勝利
『こんなところで何やってんだ』
背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
戦士アルフレッドだ。
『ここは立ち入り禁止だ
今までのことは目をつぶっといてやるから早く帰れ』
To Be Continued...
パーティは物探しを続けることにした。
少女は相変わらずそこらじゅうを走り回り
目に付くものを何でも手にしては喜んでいる。
はっきり言って遊んでいるようにしか見えない。
パーティは苛立ってきた。
いったい誰のためにこんなことをやっているというのだろうか。
『あっ……』
少女が声をあげた。
今度は何をやらかしたのだろう。
パーティは少女が触っている機械のラベルを読んだ。
それは警備用自動人形の起動スイッチだった……
地形:室内(通常)
試作人形A 336/336 前列
試作人形B 336/336 前列
試作人形C 336/336 前列
射撃人形A 120/120 後列
射撃人形B 120/120 後列
射撃人形C 120/120 後列
戦闘勝利
もうやってられない。
パーティは後ろを向くと黙って歩き去った。
『ちょっと待ってよぉ……』
少女の声が後から聞こえてくるが、知ったことではない。
もうどうにでもなれ……
Quest Failed...
この先は一部の人間しか入ってはいけない場所のようだ。
パーティはアルフレッドに軽く頭を下げ
すぐに立ち去ると伝えた。
しかしアルフレッドは、パーティがこれ以上侵入しようとしないことに安心したのか
軽く微笑み、まぁそう急がずにこっちに来いと手招きをした。
衛兵詰め所はそれほど広くは無い。
パーティ全員が入ると手狭な感じさえしたが
アルフレッドはそのようなことは気にも留めず
剣を抜き剣術の極意や戦う際の心構えについて語り、
さらにはギルドの上層部の愚痴まで語り始めた。
他に話し相手もいない地下室だ。
そうとう暇を持て余していたのだろう。
話は延々と続いた。
子守の次は茶飲み話の相手か、今日は厄日だ……などと
パーティがやるせない思いにとらわれていると
どこからともなく少女の素っ頓狂な声が聞こえてきた。
「なんか凄いことやってるよー」
え?
彼女はすぐ横で足をばたつかせながら座っていたはず……
パーティは詰め所を見回した。
扉が少し開いている。
もちろん少女の姿は無い。
「しまった!」
アルフレッドは剣を掴むと凄まじい勢いでとび出した。
パーティは慌てて後を追った。
少女はすぐに見つかった。
通路の奥で人形に囲まれている。
さっきの声で人形が反応してしまったらしい。
パーティは溜息をついた。
事情はともかく、ここは助けてやらないと……
NPC 戦士アルフレッド 420/420 前列
NPC 魔法少女ミル 660/660 後列
地形:室内(通常)
試作人形A 336/336 前列
試作人形B 336/336 前列
試作人形C 336/336 前列
射撃人形A 120/120 後列
射撃人形B 120/120 後列
射撃人形C 120/120 後列
戦闘勝利
「だからここには入るなと……」
アルフレッドの声は少女の声に遮られた。
「あそこぉ」
少女が指差す通路の端にはいくつかの窓があり
かなり大きな広間を見下ろすことができるようになっていた。
そして、そこでは異形の者を交えた会合が行われていた。
「何をやっているんだ……」
アルフレッドも不審そうな顔で見下ろしていた……
To Be Continued...
ここは力ずくでも通らせてもらうしかないだろう。
パーティはアルフレッドに攻撃をしかけた……
NPC 魔法少女ミル 660/660 後列
地形:室内(通常)
試作人形A 336/336 前列
試作人形B 336/336 前列
試作人形C 336/336 前列
射撃人形A 120/120 後列
射撃人形B 120/120 後列
射撃人形C 120/120 後列
戦士アルフレッド 420/420 前列
戦闘勝利
アルフレッドは壁の警報装置を押した。
けたたましい警報音が鳴り響き
警備用の自動人形が次々に集まってきた。
警備についている高レベルの戦士がやってくるのも時間の問題だろう
『やば……』
少女は小声でつぶやくと一目散に逃げ出した。
確かにやばそうだ。
パーティは出口に向かって走り始めた……
Quest Failed...
ギルドの地下深くの会合はかなりおかしなものだった。
響いている声はどことなく薄っぺらく
時々不自然なまでに聞こえづらくなる。
垣間見える人影もどこか平面的で
向こう側が透けて見えている人も多い。
「遠隔会議装置か……」
アルフレッドが小声でつぶやいた。
試作型の通信設備らしいが、なぜこんなところにあるのだろう……
「同意できない。全ては人間のせいである」
「左様…… 人間どもには償いをしてもらわんとな」
「まぁ待て…… 既に手は打ってある。ギルドも間もなく我々のものだ」
「ギルドが落ちれば腰抜けの王室は手出しできまい」
「ならばギルドを落とすのが先決だな…… なぁヴィンセント殿」
「えー…… やだぁ」
ミルの言葉は辺りに響き渡り、その声に驚いたように
会合の中央に座っていた人物がこちらを向き
次の瞬間、集まっていた人達は消えてしまった。
ヴィンセント……
確かギルド最高幹部の一人で、古代技術の発掘と復元が主な任務だったはず。
こんなところでいったい何を……
「見つけたー」
不意にミルが大声をあげて、何かを拾いあげた。
手には水晶玉……なぜか猫の顔のイラストが描かれている
到底実用性は無さそうな安っぽい水晶玉を大事そうに抱えている。
探し物が見つかってやれやれ……ではない。
会議をしていた人たちの視線が一斉にこちらを向き
そして、数名を残して一瞬のうちに消え去った。
気づかれたどころの騒ぎではない。
残された数名は立ち上がり、こちらを向いた。
間違いない。ヴィンセントだ。
いつもとは全く違う、怒りと恐怖に満ちた目をしている。
「アルフレッドか…… 知りすぎたようだな……
すまんが消えてもらうぞ……」
NPC 戦士アルフレッド 420/420 前列
NPC 魔法少女ミル 660/660 後列
地形:室内(通常)
試作人形A 336/336 前列
試作人形B 336/336 前列
試作人形C 336/336 前列
ガーディアンA 912/912 前列
ガーディアンB 912/912 前列
ヴィンセント・クロノス 864/864 中列
戦闘勝利
ヴィンセントは急病で引退したと発表された。
さらに、それから数週の間に支部長クラスの1/3ほど
幹部クラスの1/4ほどが引退、あるいは左遷されていった。
消息がわからなくなったものも少なくない。
パーティはギルド最高会議に呼び出され
今回の件について口外しないように固く口止めされた。
無論、表立って話をばらしギルドを敵に回すようなことはできない。
だが、いつかあの会談で交わされていたこと……
そして、いったいこの地に何が起ころうとしているか
解き明かそうと心に決めるのだった。
Quest Cleared!!
魔法少女ミルの支援を要請できるようになった
*獲得アイテム
・マジカルワンド 杖 10 10 10 48 0 耐精神Lv2 8800
・封印の書 装飾 0 0 0 4 0 魔力+5 7200
ギルドの地下深くで行われている会合は
ただならぬ雰囲気だった。
顔ははっきりとはわからなかったが
背格好から見て半数以上は人間ではない。
背中に翼を持つものさえ混じっている。
それが何かはわからないが、何かとてつもなく重大な会合が行われていることだけは確かなようだった。
「遠隔会議装置…… なぜここで……」
アルフレッドがつぶやく。
確かに、怪しい会合だ。
気にならないと言えば嘘になる。
だが、ただ一つだけわかっていることがある。
それは見つかったらまずいということだ。
パーティは小声で帰ろうと囁き合った。
「えー…… やだぁ」
ミルの言葉は辺りに響き渡り、その声に驚いたように
会合の中央に座っていた人物がこちらを向き
次の瞬間、集まっていた人達は消えてしまった。
よくわからないが、逃げよう……
パーティは出口へ向かって走り出した……
NPC 戦士アルフレッド 420/420 前列
NPC 魔法少女ミル 660/660 後列
地形:室内(通常)
試作人形B 336/336 前列
試作人形B 336/336 前列
試作人形C 336/336 前列
射撃人形A 120/120 後列
射撃人形B 120/120 後列
射撃人形C 120/120 後列
試作人形A 840/840 前列
戦闘勝利
その後パーティとアルフレッドは
ギルド上層部にこってりとしぼられることになった。
ミルはなぜ自分が怒られているのかも理解できていないようだったが
この子に何を言っても無駄というものだろう。
あの会合は新型の遠隔会議装置の試験のためのダミーだと説明された。それが本当かどうかはわからないが……
Quest Failed...