ミニコラム:チャット

チャットリンク集『Shelle』 > コラム『裏入室・裏落ちについて』

 CGIチャット利用時のマナーについてのミニコラムです。
 今回は、以下二つの項目についてを考えます。

 これらはチャットの裏技でも何でもありません。HTMLやJavaScriptの知識さえあれば誰でもできる普通の物です。

『裏入室(闇入室)・裏口入室・不正入室』?

 まず、裏入室とは何なのか、というと【『こっそり入室機能』の付いていないチャット】に『入室メッセージを表示せずに入室する事』です。
 人によって言い方は違うのですが、ここでは便宜上『裏入室』と呼ぶ事にします。
 裏入室を行う為には、チャットのフレーム・発言フォームのHTMLソースを自分のパソコン内に保存し、加工することが必要となります。
 裏入室を禁止しているチャットが多いのですが、それは何故なのか、というと

  1. 『チャットのセキュリティが甘いから』
  2. 『裏入室は「チャイムを鳴らさずに他人の家に踏み込む」行為と同じだ、という管理者の考え』
  3. 『突然入室メッセージも無しに入室されると他の利用者が驚くから』

 などが挙げられます。
 ほとんどが一番と二番です。が、一番が多いと思われます。詳しくは別コラム『チャット設置時のセキュリティチェックについて』をご覧ください。クロスサイトスクリプティングの脆弱性について軽く記述してあります。

 一般に配布されているCGIチャット……『ゆいちゃっと』シリーズやKENT WEBの『COMCHAT』『YY-CHAT』などが代表例として挙げられますが、これらはセキュリティ上甘い部分が存在します。
 『ゆいちゃっと』ならば、部分により『HTMLが利用可能』で、荒らし対策の部分が弱い。というよりも致命的な欠陥がありすぎます。それでいてインターネット黎明期から存在する定番スクリプトなものだから愛好者もいる。それが始末に終えない。
 『COM CHAT』『YY-CHAT』ならば、『入室時にしか利用者のIPが表示されない』為無改造では「荒らしが来た際、利用者がチャット管理者に報告し辛い」。
 このように、チャットスクリプトに問題がある為、というのが強いよう思われます。
 ネガティヴな面を述べてきましたが、そろそろ次へいきましょう。

『裏入室を使うメリットは?』

 といった感じでしょうか。
 デメリットは『チャットの管理者に嫌われるかもしれない』という点とマナー云々だけ。

 この記事で私の考えを少々。私(がる・ザ・ジョーカー)は裏入室を否定しません
 ほとんどの理由であるセキュリティ云々の為というのはチャットスクリプト側で対処すべき問題だから、です。
 裏入室を使うとしても、『裏入室でも入室後きちんと挨拶をし、普通にチャット参加するのであれば問題ない』という考えからです。
 Airemixの『Marldia』のような『入室・退室』が無いチャットスクリプトもあったりしますし。
 あと、『退室は、退室ボタンがあるならきちんとするべきだ』という考えを持ちます。チャットに参加するのは気分によるだろうけど、参加したからには終わるなら退室だけでもしましょう、と。スクリプトによっては『退室ボタンを押さなければ参加者欄に名前が残る』なんて馬鹿みたいな物もありますし、次に来た人が「人が居るんだ」と誤解しない為にも退室はきちんとしましょう、と。裏落ちでいつの間にか居なくなっていると『他の参加者さんが居たら心配する』、というのも理由の一つ。

『裏入室(裏入り)』の方法は?

 直接的な方法は記しませんが、HTMLを勉強して考えればできます。
・フレーム式チャットであれば、フレームのHTML,入室後のHTMLを保存する(計2つのHTMLファイル)。
・フレームHTMLの『frame src=部分を編集』,入室後HTMLの『head内にbase href=チャットURL』を加える。
 これだけで『最低限の裏入室』は可能です。JavaScriptでDOMスクリプティングで操作していくのも手。
 裏入りは大手多人数が参加している『学生チャット』で盛んなようですね。

参考URL

 全く参考にしていませんが、以下のようなページに目を通すと勉強になるかもしません。


http://shelle.galle.jp.net/chatlinks/ シール.サクラ.エヌイー.ジェイピー/チャットリンクス
Copyright © 2007- Shecqesia Ellelunphoece, Galle[the Joker]. All rights reserved.
Author&MailAddress: がる・ザ・ジョーカー <******@nifty.com>
WebSite since: January 01st, 2007 (Mon.) / This page created: January 01st, 2007 (Mon.)